ベトナム政府主催で、ベトナムへの養鰻技術移転の調印式を行ってまいりました。

こんにちは

ようやくうなだれるような暑さも過ぎ去って、秋がすぐそこまで近づいてきました。

 

ベトナム政府主催のもと、ベトナムへのウナギ養殖技術移転の調印式が行われました。現在進めているベトナムでの養鰻事業がベトナム政府から評価され、ベトナム政府からもご支援をいただけることになりました。

 

ベトナム政府が支持する理由として、日本に入ってきている中国産うなぎをベトナム産に変えたいということがあります。現状、日本に海外から入ってきているウナギのほとんどは中国産です(国内の年間鰻消費量3万匹、そのうち2万匹は輸入で99%中国産)。日本に入ってきている中国産をベトナム産に変えることは、日本の大手外食チェーンからも大変支持されています。

これから、ウナギ養殖事業を始める準備を進めていきます。日本国内では難しいウナギの養殖をベトナムでやることは、日本のウナギ事情をひっくり返すほどのことだと考えております。また、ベトナムは現在急速に発展してきており、ベトナムにもウナギを食べることができる飲食店は増えています。そのようなベトナムでウナギを養殖することで、日本だけでなく、ベトナムでの需要も満たすことで、多方面で栄農人の養鰻事業が注目されることは間違いありません。